Atelier Aquarius

*** たんばささやまにて、新たな生活を始めました ***

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2014.06.18 Wednesday

春のかいこ2014ー繭の塩蔵ー

収繭に合わせて、繭の塩蔵の仕込みをしました。
収繭した繭は、中で蛹が生きています。
通常、製糸工場等では、熱をかけて乾燥させ、殺蛹(さつよう)します。
この処理をしたものを乾繭(かんけん)と言います。
でも、絹はたんぱく質なので、熱によって若干ですが変質します。
それを避けるために、繭を冷蔵したり冷凍したりします。
冷凍であれば、丸1日くらいで蛹は死ぬようです。
冷蔵ですと、1ヶ月くらいは生きていますが、気温が低いと羽化できないのです。
塩蔵というのは、古来中国伝わる繭の保存方法のだそうですが、
詳細は私も知りません。現代風にアレンジされた方法です。
繭を塩と一緒に密封して殺蛹する方法です。
 
      

今回は2反分10キロを塩蔵しますので、90Lのポリバケツを使用しました。
厚手のビニール袋を敷いて隙間をできるだけなくし、底にさらし布を敷きます。
 
     
 
繭を2層位なるように入れて平らにならし、軽く一掴みの塩を均一に振ります。
 
     

これを繰り返して、最後にさらし布をかぶせ、できるだけ空気を抜いて密閉します。
上の方になると面積が広くなるので、塩を少し増やします。
 
    

山から取ってきた左官用の赤土。水で練って、土蓋にします。
養蚕農家のお父さんが、左官のコテを貸してくれて、なかなかの
キレイな仕上がりです。出す日にちを忘れないように、日付を記入。

1週間ほど放置して、その後取りだし、10日間ほど天日干しします。
約2ヶ月ほどおいて、繭の中まで塩分を馴染ませたら引き時。
半年位の間に引ききるのがよいとされています。

今までに7〜8回は行ってきた塩蔵ですが、ひとりになってからは、初めてです。
成功しますように!

 

09:21 | 養蚕2014春 | comments(0) | - | - | - |

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