Atelier Aquarius

*** たんばささやまにて、新たな生活を始めました ***

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2009.09.25 Friday

日本伝統工芸展−日本橋三越−

毎年楽しみにしている日本伝統工芸展

本日初日。やはり東京は作品数も多く、会場も広くて充実している。
しかーし、入選者の一覧と見取り図、今年はくれないんだそう。
(係の人は持ってたのに。私はみた!笑)

しかたなく、作品No.と作品名、作者をメモしながら見て歩いた。
気になった作品はいくつか。



今回、一番良かったのは、秋山眞和さんの作品
日本の絹展でも作品は見たけど、今回のは藍の色が濃くて深くて、織りと絣の質感がすごくよかった。
おそらく小石丸であろう、細めで繊細な糸は、これほどの濃さでありながらまったく傷みがなく、艶があって美しい。
溜め息が出そうなほど『触れてみたい…』と思わせる。
花織も入っていたけど、この質感なら却って要らなかったのでは?とさえ感じた。
写真ではその光沢や質感が伝わらないのが残念。

あと、土屋順紀さんの作品も良かった。
私は絣はしないけれど、こんな絣なら素敵かも。
紅花染めの山岸幸一さんの今年の作品も、紅花らしいあでやかさが良かった。

花織は絹・木綿共に作品数が多く、絽を組み合わせたものも目を引く。
そして織りはやっぱり紬と絣が多い。
生糸使いの作品は、いつも1〜2点しかない。
天然染料のものも、藍以外は多分少ないと思う。
後染めの作品は、江戸小紋と紅型が優秀(単なる好みかも?だけど・笑)。

これがコンペティションという性質だからなのか、技巧に富んだ作品が多く、
素材や質感で惹かれるものが少ないというのが今回の実感。
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